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桶谷そとみのアドバイス@〜生まれてから一ヶ月目まで〜
桶谷そとみのアドバイスA〜生後1〜2ヶ月〜
乳房は健康のバロメーター [不定愁訴と桶谷式手技]
不定期愁訴に関する桶谷そとみのアドバイス
勤務助産師として母乳に対する思い 植田幸子


桶谷そとみのアドバイスA〜生後1〜2ヶ月〜


母体もぐんぐん回復し、赤ちゃんは順調に育つ時期ですが、1ヶ月過ぎから赤ちゃんの神経の芽生えがはっきりしてきて、よく泣く赤ちゃんも出てきます。
どちらかというと男の子に、このような過敏性の赤ちゃんが多いように見受けられます。
また、妊娠中やお産後に乳房のトラブルや他の病気をしたお母さんから生まれた赤ちゃんにも多いようです。

よく飲んで、よく寝て、よく太る赤ちゃんは、楽なので人気がありますが、こういう赤ちゃん、特に夜中にぐっすり長時間眠る赤ちゃんは、病気に対しての抵抗力が乏しい傾向があるように感じられます。
赤ちゃんが不機嫌になる時間は、1日に3〜5時間もあります。
よく泣き、口ばかりあけて、いかにもお乳を欲しがっているように見えます。
抱くと一応は泣き止みますが、寝かせるとすぐにまた泣き、そのため抱き癖がつくこともあります。
こんな様子が続く時には、湯冷ましをスプーンで与えて”渇き”をいやしながら、時期を待ちます。

泣くのは成長するための、1つの生理的現象でもあると思われます。
こういった神経の芽生えと前後して、発達の面では、赤ちゃんの目は物がよく見えるようになります。
お母さんは床上げをして、毎日忙しく働くようになりますから、乳質変化が目立ってきます。
どんなに忙しくても、催乳感覚のあるときに定時刻授乳をしましょう。
同じ頃に赤ちゃんもお乳を欲しがるようになってくるはずです。日一日と飲む量が増えてきます。
両乳房の飲ませ方、抱き方に注意し、乳頭をゆがめないように、また乳房の奥まで震鐙させて飲むように注意します。そうすると分泌作用も良好になります。
ときどき湯冷ましをスプーンで与えて、口の渇きをうるおしてあげます。
もし、乳汁不足を疑って混合栄養にすると、赤ちゃんはこの時期から色々変調が目立ってきます。

特に乳質の悪いまま混合栄養に入ると、この傾向が強いようです。
たとえば目やに、ほおや頭の湿疹、口内炎、鼻炎、軽いせき、吐乳、下痢、発熱、おむつかぶれ、毛がさか立つなどの症状です。もっとひどくなると、体形が逆三角になるように見受けられます。
足の交差や頭骸骨、顔部位の輪郭の変化、脚部、手腕の発育のおくれもあります。股関節の開き具合を調べて、脱臼の疑いがあるときは、専門家の診療を受け、服オムツを当てておきます。
同時に治療手技で乳房を整え、乳質を良くして飲ませるよう心がけます。